11月10日 手を繋ぐ、息を合わせる、目を合わせる

11月10日、この日は本番と同じ、ビッグ・アイのホールでの稽古です。

本番で使う舞台美術も仮組みして、本番同様の空間の中で練習します。

空間の広さが変わると、これまで練習してきたものが、その通りにいかないこともあります。
前回の練習では8歩で出来たことが、10秒かかったりするわけです。

午前中はリーダーズとアンサンブルリーダーズでそれらの確認を行いました。

午後からは衣装を着ての全体練習です。

後半部分は、手を繋いで動き、歌うシーンがあります。

10月28日にも同じ練習をしましたが、その時は半分ずつに分かれての練習だったので、今回は全体でもう一度合体させて位置などを決めていきます。

演劇では演技のみならず、音や照明をきっかけにタイミングを合わせて動く、ということはよくあります。しかし、多様な障がいを持つ人が参加するこのお芝居では、音や照明ではきっかけを取ることが難しい人もいます。

そんな時に取る解決手段として、ウォーリーさんは

「手を繋ぐ」 「呼吸を合わせる」 「目を合わせる」

これらを積極的に、かつ自然に演出に盛り込んでいきます。
とてもシンプルですが、お互いが安心し、心を通わせるには1番良い方法でもあります。

 
↑熱心に演出指導するウォーリーさん。あれ…寝てる???


総勢70名が一緒に動くこのお芝居ですが、この「手を繋ぐ」「呼吸を合わせる」「目を合わせる」によって、参加者の集中力が「うみのうたごえ」に向かい、高まっていくのが分かります。

こちらもついつい熱が入ってしまい、休憩を取るのを忘れてしまうほどでしたが、
本番に向けて、とても良い状態になってきていると思います。

この日は後半部分を通しておしまい。

さあ、明日はいよいよ通し練習です!!













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