11月25日 うみのうたごえ 本番

「うみのうたごえ」いよいよ本番が始まりました!


3人の案内人が、お客さまを物語の世界にナビゲートします。

 
名もなき磯には、海の生き物がたくさんいます。
 


ぴちゃぴちゃ音を立てて登場する小魚と、まっしぐらなスピードのイカ。



リズムを奏でるのが得意なカニ。


ダンスが得意なタコ。


これは…むし。


海の世界を彩る熱帯魚「スター」


天変地異がやってきて、音も、光も、すべてのものがきえてしまいます。
海は死んでしまったのでしょうか???


海と土地とが溶け合い、寄せ合い、せめぎあう「あわい」に取り残された、むし。


 
 
生命はたえず波打ち、遠のいていったかと思えば、また新たな懐かしい相貌で磯へ戻ってきます。
 
 
さまざまな生命がぶつかり、あたらしい火花や、きいたこともない音楽が目の前に生じます。
おなじものは何ひとつありません。ばらばらであることの幸福を、美しいメロディで歌います。
 
 
たくさんの拍手を頂いて、感動の時間でした!!!
 
【終演後】
 
終演後の皆さん。笑顔の人もいれば、感極まって涙を流す人もいました。
 











 
 
 
 
【交流会】
 
本番終了後は、交流会を行いました。
お菓子とドリンクをいただきながら、記念撮影をしたり、決意表明をしたり、
講師やアシスタント、サポーターと共に稽古や本番のことを振返ったり…。
話題は尽きることがありません。









 
 
交流会の間は、過去の稽古の写真がスクリーンに映し出されていました。
1番最初のワークショップからこの日まで、あっという間に過ぎ去ったようにも思えますが、
この数か月の皆さんの変化はとてつもなく大きかったと思います。
 
最初のワークショップでは、皆でひとつの輪になることすら難しく感じられました。
しかし今では、自らの意志で立ち、集い、助け合いながら、大きな渦を作ることが出来ます。
 
舞台でいう「役」とは、「役割」のことです。
つまり「役を演じる」ということは、「役割を果たす」ということでもあります。
 
何かの役を演じて嬉しい、楽しいという気持ちは、自分の出来ることや得意なこと、頑張ったことが何らかのかたちで他の人に影響を与えている、他の人と関わり、繋がっていると気付くところからやって来るのかもしれません。
 
作品を上手に演じることがゴールではありません。
ここでの経験をこれからの生活にどう繋げていくのか。
演劇がもたらす豊かさは、まだまだ先にも続いていくものだと思います。
 
参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして素晴らしい時間をありがとうございました。
 
 

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