9月16日 プレワークショップ 4かいめ



「うみのうたごえ」アシスタントのシマコです。

この日はなんと…オーディションです!!
オーディションといっても、合格、不合格を決めるものではありません。
普段は総勢60名が午前、午後の2チームに分かれて作品づくりをしていますが、
「うみのうたごえ」の配役を決めるにあたって、もっとひとりひとりのことを知りたい!!というスタッフチームの希望で、歌やダンス、得意なことや、好きなことをアピールしてもらう時間を設けます。















最初に大熊さんと身体をほぐすウォーミングアップしたら、
早速部屋を移動してオーディション開始…なのですが。。。















↑誰でしょうか…???



◎オーディション部屋



↑前にスタッフさんがズラリと並ぶと緊張しますか?
でも、とても和やかな雰囲気で進んでいきました。
















↑ミュージカルスターになったつもりで「ふるさと」を熱唱しています。


↑こちらのチームは特技の話が止まりません。
この後、得意なダンスや映画のワンシーンを演じる特技が披露されました。
























↑こちらは衣装を持参して舞いを披露してくれます。
朝、狐の仮面を被っていたのはこちらの彼。
なんとこの格好で電車に乗って来たのだとか…??

この日、私が特に目を引いたのは、こちらの彼。




















普段は少し離れた場所からクールな表情で皆を静かに見ていることが多いのですが、
別のメンバーから「おさかな天国の曲を鳴らしてください♪」と、こっそり教えて頂きまして。早速「おさかな天国」の曲を鳴らしてみると…

なんと、満面の笑顔でキレッキレのダンスを披露してくれました!!!

そういえば、大熊さんやヨース毛さんのレッスンでリズムを刻むゲームをしている時も、静かに見ているようで、足元ではしっかりと正確なリズムを踏んでいるのです。

◎その頃、大部屋では…。














同じ頃、オーディションを待つメンバーは大熊さんと一緒にダンスを練習しました。
こちらの写真は午後のろう者のグループ。
普段のコミュニケーションは手話で、私たちも手話通訳さんを通じてお喋りをすることが多いです。

しかしこちらの方々、ダンスはとっても上手なんです。
手でリズムときっかけを伝えてあげると、ユニゾンだってバッチリです。


障がいの有無に関わらず、私たちには得手・不得手があり、
シャイだったり緊張しいだったり。
大勢の中でエネルギーを発揮する人もいれば、小さく、密な空間でこそ圧倒的な存在感を示す人もいます。

常に同じ角度から見ているだけでは気付けないことも多く、
様々な側面から見ていくことをが必要なのだと私たちに気付きを与えてくれます。

今日もとっても濃密な時間を過ごしました!!
参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
スタッフチームはこの後も、今日の時間を元に、配役についての打合せがありました。
参加者ひとりひとりについての話は尽きることが無く、夜遅くまで打合せが続きます。
音楽チームが束の間に記念撮影。いえーい!!





















まだ二日目なのに、こんなに濃密な時間が続くと、明日はどうなってしまうのだろう。。。



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